不登校から通信制の学校へ

私の友人に昔通信制の高校に通っていた人がいます。通信制の高校で学び高校を卒業してその後専門学校に入り今では立派な社会人として日々普通の人のように働いております。

 

その友人と私は小学校時代からの付き合いで、正確は明るくとても面白い人です。

 

では、なぜその友人が通信制の高校に入学することになったのかと言いますと、高校時代に不登校になったからです。

 

不登校の理由は単純なものではなく、イジメを受けていたわけでもありません、私も同じ高校でしたが、私や友人の通う高校の授業は良くも悪くもハイスピードで進む授業形式で大学受験のための詰め込みの授業形式でした。

 

そのスピードは本当に早くバンバン先に進んでいくようで少しでも分からなくなると授業に追い付くのが大変、もし病気などで数日間休んでしまったらその授業についていくため自ら遅れを取り戻すために勉強するのが地獄のような日々でした。

 

そんなハイスピードの授業に友人はついていけなくなり、勉強も遅れがちに、遅れを取り戻そうと必死になって友人は勉強を続けていましたが、その必死さで精神的にボロボロになり段々休みがちになり、気がつくと不登校になっていました。

 

もちろん、高校側もただハイスピードで授業をやり、遅れた人はそのままという冷たい学校ではなく、休日に補習などで丁寧に指導していましたが、友人にとっては補習も頑張り過ぎたために勉強ノイローゼになっていたと思います。

 

そして学校を中退して、通信制の高校に入ることになりました。

 

私と学校は違う形になりましたが、本来友人は人から好かれる性格で明るかったため、通信制の学校に行くことになっても交流は続いていました。

 

その通信制の学校は基本的に通学は自由、つまり週5日通う人もいれば、週に3日でも良いという高校で、友人も自分のペースで高校に通っていたと思います。

 

その通信制の学校に通うようになってから友人は以前の明るさを取り戻したような気がします、その高校は普通の高校と同じような学校行事もあり友人はその行事についていつも私に明るく話していたことを覚えています。

 

自分のペースで勉強をすることができる、つまり落ちこぼれと言われている人が存在しても必ず勉強がわかるように先生たちが工夫して教える高校で、勉強嫌いの人もついていける指導法みたいでした。

 

そして友人は無事卒業、その後は専門学校に行きましたが、今でもその友人に会って当時の話しを聞くととても生き生きと話してくれます。

 

それくらい友人にとって通信制の高校時代はかけがえのない思い出になっているみたいです。