通信制高校へ通ってみて感じたこと

私は通信制高校を卒業したのですが、中学三年生の時に進学先を選ぶに当たって比較的すんなりと通信制高校を選びました。
それというのももともと勉強が苦手で公立高校には進学できそうになかったことと、学校自体あまり好きではなく自分のペースで学んでいくことができるなら通信制のほうが良いかなと感じたからです。
また私が選んだ通信制高校は兵庫県にある高校で、入学試験が面接と作文しかなかったというのもその高校を選ぶ大きな決め手となりました。これなら勉強が苦手な私でもまず受かるだろうという気持ちでした。
こうして通信制高校へ通うことになったのですが、普通の高校との一番の違いというと毎日学校に通う必要がないということはもちろんですが、それよりも単位制であることのほうが大きな違いに思えました。
それまではただ決められた時間割どおりに授業を受けてさえいれば、真面目に授業を聞いていなくても問題はありませんでした。ですが通信制高校は各教科に単位が定められており、それに従って自分でスクーリングの授業を組まなくてはなりません。これは決められた時間割がなく、どんなことでも自分が中心となって動くということです。
そんな通信制独自のルールが私には合っていたのか、日曜日のスクーリングの時間割を決めるのもなかなか楽しく、今日は数学から受けようとか単位はもう取れているけど情報処理の授業は好きだから時間割に組もうなどと思いながらスクーリングを受けていたものでした。
このスクーリングは月に一度から二度ほど日曜日に行なわれる学校での授業なのですが、平日は自宅学習が中心です。一応決められて教科書や参考書もありそれに従ってレポートなどの作成をします。そうして出来上がったレポートをスクーリングで提出するのです。
それまで小学校中学校と学校側に決められたルールの中でしか学んでこなかったため、通信制高校のまるで大学のようなシステム、例えばいつ登下校しても自由だというようなものはかなり新鮮でした。そして自由なだけに逆に自分を律することができ、一旦怠けてしまうとどこまでも怠けてしまえるのも通信制高校ですが、そうならないよう自分自身を正すことで乗り切りました。
こうした勉学以外にも授業参観や遠足といった普通校と同じような行事もあり、私はできる限り参加をしていたのですが、中でも文化祭の模擬店でクレープを作って売ったことはすごく楽しくて、今でも良き思い出となっています。